黙って俺のモノになれ【上】



「まーそんな怒んなって。俺のやるから」



「もういいよ!いらない!」



「意地はるなってー優空。本当は欲しいくせに?(笑)」



「騒がしいなー、お前ら!」



「いや、真人と慧もあんな感じだよ。いつも」



そうそう…。


心の中であたしは玲弥の言葉に相槌をうつ。



「こいつらいっつもこんなんだからガキなんだよ」



「…お前も人のこと言えねぇと思うけど?いつも優空と言い合いしてんじゃねぇか」



「お前は変なとこで会話に入ってこなくていーんだよ。湊叶!」



「別に。俺は事実を言っただけ」



「うるせーな!そーゆーお前はどーなんだよ」



優空くんたちに向けて言葉を発した朝霧くんは桐沢くんと言い合いを始め…。



「もーお前は黙っとけ。言ってることが間違ってるとは言わねーけどお前が言うとややこしくなんだろ」



「めんどくせーからやめろよ奏夢…」



それを工藤くんと新川くんが止めに入ってるって言う状況。



「素直になれって、優空」



そしてこっちでもまだ優空くんをからかっていた恒太くんだけど…。



「あー…悪かった。本当役者ってこえー…」



やっぱりまた、優空くんの可愛い笑顔に謝った。


優空くんのあの顔には何かあるのかな?


そんな風には見えないけど……。