これが5日前の出来事。
そしてこれを優空に見られてたわけ。
いや、正確には…愛実に“抱きしめられた”ところを。
………………本当最悪だ。
そんな事を考えながら歩いていると。
「すいません、ここまでで大丈夫です…。ありがとうございました………」
女のバイト先……もといSKY(スカイ)で立ち止まった。
───────────は?
「お前のバイト先ってSKY?」
「そうですけど…知ってるんですか…?」
まじかよ…。
「いや、別に」
女にそう言って来た道を引き返しながら、最悪の事態に驚いていた。
女のバイト先…………………SKY。
だってあそこは
──────俺のバイト先でもあるから。
面倒なことになんなきゃいいけど。
とりあえず、黙っておくのが1番。
めんどくさくなんのなんて目に見えてる。
………つか、そもそも俺は興味ねぇし。
護衛するなら、したい奴がやりゃーいいんだ。
愛実が言うよーな関係になるはずもないし、
っつかなりたくもねぇし。
────でも。
あいつが来たことで、何かが起こる気がしてなんねぇ。
けど俺は、女となんて絶対に関わんねー。
あいつなんて。
────転校してこなきゃよかったんだ。



