担任に声をかけられた。
「…部活あるんで、すいません────」
「嘘をつけ。今日は休みの日だってさっきたまたま話してた陸上の顧問の先生が言ってたぞ?」
………………。
めんどくせー、なんで知ってんだよ…。
「…………分かりました」
仕方なく先生の手伝い…もとい書類の運搬を終えやっとの事で鞄をもって教室をでた。
やっと帰れる。
─────と思ったのに。
「おい。心音は?」
怒った様子の優空に遭遇した。
…ついてなさすぎだろ。
つか、優空素出しまくってんじゃねぇか。
そんなに怒ってんのかよ、めんどくせぇ…。
「は?知らねーよ」
「お前……知らねぇってなんだよ!どーせそんな事だろーと思った」
ならいちいち来んなよ…。
「心配なら優空がやれよ。俺は女が嫌いなんだ。お前だって知ってる事だろ」
「それとこれとは違ぇだろ?お前は…嫌でも約束だけは守るヤツだって思ってた」
「それはお前の勝手な想像」
「…全然伝わってねぇんだな」
「何が言いてぇ」
こいつだって女が嫌いなくせに。
約束事になると男も女も関係ねぇのな。
優空は、約束事に関してはうるせぇから。
「だから…今日お前だろって言ってんだよ!」
「あぁ。だから何?」



