黙って俺のモノになれ【上】



「湊叶ー!昼食わねーの?」



「いらねぇ。欲しくない」



「だからそんな細いんだよ。もっと食え」



「そうだそうだ!」



「うるせぇな」



突然来た俺と何の違和感もなく喋ってくれる2人。


……やっぱ楽だな。






そういえば。


伊織おいてきたけど…まぁあいつなら平気だろ。








「湊叶、そいやーなんでこっちのクラスきたんだよ?」



2人と話し始めて少しだった頃。


突然思い出したように聞いてきた真人。


詳しくは…答えたくねぇな。



「…ちょっと野暮用」



って言っとけば、それ以上つっこんでこないだろ。


……ま、聞いてくるとしたら



「その用事済んだのか?」



こんなもんだろう。



「あぁ」



「ならいいけどよ!」



正確にはまだ達成途中。


けどまぁあと15分で終わるし。


────────そんな時。



「湊叶、ここにいたのか。お前いないと暇だから、俺も混ざっていい?」



伊織もA組にきた。



「伊織じゃねぇか!もちろんいいぜ!」



「さんきゅ。助かるよ」



そんなこんなで伊織も混ざることに。



「………湊叶。そんな“お前が来るなんて珍しすぎる”みたいな目でみんなよ。俺結構普段からお前いないとき寂しいんだぞ?」



そしてまさに図星な発言をする伊織に



「そんなん知らねぇっつの」



動揺がバレない程度に反発しておいた。