黙って俺のモノになれ【上】


所詮、女と言う生き物は





ステータス

それだけで判断するくだらねーやつら。


別に俺が直接体験したわけじゃねーけど、俺の周りの奴らはそーゆー女に相当辛い思いしてた。


そんな辛い思いまでしてなんで人を好きになるのか俺には理解出来ねぇ。


なんでそれでも付き合おうって思うのか。


だけど、誰に何度それを言っても「それでも好きだから」そう言われて終わり。


───────好きってなんだよ。


苦しい思いしてまで持ちたい感情なのか?


……やっぱり俺には理解できない。


つーか、………したくねぇ。










そんな事を考えながらやってきた昼休憩。


さすがにずっと行かねぇってのもあれかと思って一応教室には来たけど。


あいつのとこ行く予定はさらさらなし。


なのに何を期待してか自分の席でずっと待ってるし。


………………………迷惑。


A組に入るとすぐに真人と春樹を見つけ、俺はそこに向かった。



そいやー、春樹と真人と一緒か、あの女。


とか、考えながら。



「おー湊叶じゃん!」



真人の席に行くとすぐに真人がそう言ってきた。



「お前が来るなんて珍しいな」



真人に続き春樹もそう声を発する。



「…まー、ちょっとな」



ここへ来た要件は濁したまんま、俺は2人のところへ居座った。