黙って俺のモノになれ【上】


あれから流れで真人くんたちとも一緒に行動することになって…。


今は5人で廊下を猛ダッシュです。



「やべぇ!間に合わねぇ!!」



「そんな事言うなよ、真人!まだ分からないだろ!」



「とりあえず急ごう」



「ほら、無駄口叩いてないで走れよ。お前ら」



静かな廊下にあたしたちの声が響く中、体育の準備を急いだ。













「気おつけ、授業始めます。礼」



「「おねがいしまーす」」







あたしたち5人は────────





もちろん間に合っていた。



「橘、芹沢、中込、溝口、柊。お前らなんでそんな息切れしてんだ?」



息だえだえで………………。



「ちょっと、色々…ありまして……」



「色々?」



「色々…つったら色々だよ、…先生!」



他の3人もそうだと言うように頷く。



「まぁいいけど…さぼるなよ、お前ら」



「そんな事…するわけないじゃん…っ!」



「ちゃんとやるんで……心配ないですよ…」



「そうか。じゃー始めるぞー。今日からバスケだ」



そんなこんなで体育の授業は無事始めることが出来た。