『はい』
『真莉愛ちゃん、俺だよ』
『翔斗くん!今開けるね』
それからすぐ彼女は玄関に来て、俺を迎えてくれた。
『翔斗くん、先に真莉愛の部屋行ってて?飲み物持っていくから!』
『わかった』
これで真莉愛ちゃんの家に来たのは2度目。
一回目は、真莉愛ちゃんのお姉さんもいたから二人きりじゃなかったけど。
やっぱ、彼女の家に二人きりってのは緊張するな。
『翔斗くん、おまたせ~』
『ううん。わざわざありがとう』
『うん!』
そう言って俺にぴったりくっついてくる彼女。
俺はそんな彼女の頭を撫でた。
それにしても今日の服装、やけに露出多いな。
家の中だとこんなもんなのかな?
ま、いいか。
俺しか見てるやついないし。
『……ん』
そんな事を思っていると突然真莉愛ちゃんが俺の唇に自分のそれを押し当ててきた。
そしてすぐに唇を離し、また口付けを交わす。
それでもなお、動揺している俺に追い打ちをかけるように真莉愛ちゃんの舌が俺の中に入ってきた。
『…ちょ!真莉愛ちゃん!?』
俺は驚いて真莉愛ちゃんの身体を離した。
俺からも未だやったことのないキス。
それを彼女の方からやってくるとなると、誰でも驚くでしょ?
『……翔斗くんは、真莉愛の事嫌い…?』
『え、なんで!?何でそーなんの?』
『だって…不安なんだもん!』
不安…か。
それは紛れもなく俺のせい…だよな。
『気づいてあげられなくてごめん。でも俺、真莉愛のこと大好きだよ?他の子なんて目に入らないくらい』
『じゃー証明してよ!翔斗くんから…キス、して。さっきみたいなやつ…』



