先輩の表情も気になりますが…。
今は
「…無理してませんか?………優空くん…」
優空くんの方が心配です…。
「………え、僕?」
一方優空くんは、自分の事だと思わなかったのか、とても驚いた表情でこちらを見ていた。
「そうです。何か…無理してますよね…?」
そんな優空くんにもう1度、はっきりと言葉を紡ぐ。
「なんで!?僕、無理なんかして…ない……っ」
立ち上がってそう言い切る前に、優空くんの身体は一瞬くらりと横に傾いた。
「優空!?お前大丈夫かよ!」
その様子を見て、すぐに優空くんを支える朝霧くんと
「優空、ちょっとごめん」
そう言って優空くんの額に手を当て熱を計る……翔斗先輩。
一方あたしは、急なことでどうしたらいいのか分からずあたふた…。
自分で言い出したことなのに…。
あたし、何もできてない…。
どうしたら…………。
「……心音ちゃん。先生呼んできて」
そんな時、あたしは先輩から指示をうけて
「…はい!」
あたしはすぐに保健室へ向かった。
「先生…!優空く……三浦くんが…!」
「ん?三浦くんがどうかした?」
「三浦くんが体調悪くて、倒れかけちゃったので…来てもらえませんか…?」
「分かったわ。三浦くんはどこにいる?」
「食堂です…!」



