「つっても心音の方はそうでもないっぽいっすけど?」
「え~?そんなこと無いよね~、心音ちゃん?」
「あはは…」
もう笑うしかない…。
それにしても、やっぱり“寮のメンバー”が3人も揃うと目立ちすぎます…。
1人だけでもすごいから…。
なんだかここだけ空気がキラキラしてる感じがする…………。
「ってことで俺らも一緒にいいっすか?翔斗さん」
「ん~。心音ちゃんど~する?」
「……あたしは、いいですよ…」
「え~おれは…」
「じゃー決まり。優空もそれでいいよな?」
翔斗先輩に聞いたはずなのに、先輩の返事なんてそっちのけで優空くんにそう言う朝霧くん。
「……うん」
………?
優空くん、何だかいつもと違う…?
「じゃー、お邪魔するね!」
……なんて、気のせいか。
って思ったんだけど、やっぱり優空くんの様子がいつもと違うのは気のせいじゃなかったみたいで……。
あの後4人で話しながら食事してるんだけど…
「本当懲りないっすよね。翔斗さんは」
「そ~?普通だって~」
「……………………」
さっきからずっとこの調子……。
「いや、普通に異常っすね」
………あー、もう我慢出来ない…!
「あの…!話の途中にすいません…!………何か、隠してませんか…?」
とたん、先輩たちも会話をやめた。
朝霧くんは不思議そうな表情で。
そして先輩は……
何故だか今までにないくらい真面目な顔でこちらを見ていた。



