黙って俺のモノになれ【上】







そして今はお互い呼び捨てで呼んでるんだよね…。


汐梨ちゃん、話してる時本当に幸せそうだった。


あたしもいつか…同じ気持ちを体験できるかな…。







────コンコン




そんな事を呑気に思っていると、部屋をノックする音が聞こえた。


ドアを開けてみると、そこには翔斗先輩が。



「あ、心音ちゃんおはよ~」



「おはようございます…」



今日は翔斗先輩だったんだっけ…。


忘れてました……………。


あたしは急いで鞄をとり、再び翔斗先輩の元へ向かった。








☆*☆*☆*☆*☆










翔斗先輩、悪い人じゃないのは分かるんですが…


過去に会った男の人とかぶるので少し苦手なんです…。



さっきから携帯の着信音ばかりだし。



~~~♪



「はい、もっし~。翔斗だよ~。明日美ちゃん?今日はね~、ちょっと無理なんだぁ。ごめんね~」



さっきからずっとこの調子………。


会話聞く限り全て女の子だし。


…………本当にチャラいです…。





~~~♪



「ひまりちゃん、お久~。今日は久しぶりに会えるね!おれ超楽しみ~。うん、学校終わったらすぐ行くからねぇ」






~~~♪



「奈乃ちゃんおはよ~。何?朝からおれの声聞きたかったって?可愛いな~。また遊びにいこぉね」











…………………もう逃げ出したい…!