黙って俺のモノになれ【上】








「2人ともお疲れ様。支度したら帰っていいわよ」



「分かりました」



「了解です!」



無事バイトを終え、帰り支度をするあたしと汐梨ちゃん。


この後のことを楽しみにしてたのはあたしだけじゃなかったみたいで……



「もぉ楽しみすぎて、いつもよりバイト頑張ったかも!」



なんて言ってる。


一緒のこと考えてるって嬉しいな…。






「お先に失礼します!」



「お疲れ様でした…!」



2人一緒にバイト先を出て、目指す先は人気のファーストフード店。






「いらっしゃいませ~」



お店に入って席を確保する係と、注文係に分担する。



「じゃ、うち買ってくるから心音は席お願い!」



「うん、分かった!」







そして待つこと数十分。



「「いただきます」」



落ち着いたあたしたちは早速話し始めた。



「じゃ、うちの話からするとするか」



「うん、お願いします」



「おっけー!えっとね…」



それから汐梨ちゃんが話してくれた内容は


出会った馴れ初め

彼氏の年と名前

そして付き合ってからの惚気……


たくさんの話を聞かせてくれました。



「で、心音のことを守ってくれてるっていう6人の男の子の事詳しく教えてよ!」



汐梨ちゃんのリクエストで、あたしは成田先輩たちのことを出来るだけ細かく説明しました。



「へぇ~!イケメンばっかりとか本当に羨ましいよ。今度その6人に会わせてね!」



「わ、分かった!」



そして話もひと段落したころ……



「心音?」



あたしを呼ぶ声が聞こえた。


恐る恐る振り返ってみるとそこには…



「光紅ちゃん、花菜ちゃん…!」



2ヶ月ほど前にお別れした大好きな2人がいた。