黙って俺のモノになれ【上】
















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一方、楓がいなくなった後の部屋では───



「楓さんがあんなこと言うの珍しくない?」



「え…あれ俺に言ったんすか?」



「そこからか…奏夢…。でも俺も楓の口からあんな言葉が出てくるなんて思わなかったよ」



「なになに~?何事~?」



皆、楓の初めて見る姿に混乱しているのであった。












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『あ、いや。………俺さ、女に免疫がないんだ。だから別にお前の事が訳じゃねぇから。誤解させてたらごめんな。じ、じゃ、俺部活行くから』





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部屋に戻った俺の頭を巡るのは柊を送った後に俺が言った言葉。


何で俺、あんな事言ったんだ…。


今でも何でか分からねー。


けど、あれは意識的に言ったんじゃない。


柊見てたら…勝手に口から言葉が出てきた。


…………あいつがあまりにも不安そうな顔してたから。


今まで何度も同じ場面はあったはずなのに…


何で急に。


あー…分かんねーな…。