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一方、楓がいなくなった後の部屋では───
「楓さんがあんなこと言うの珍しくない?」
「え…あれ俺に言ったんすか?」
「そこからか…奏夢…。でも俺も楓の口からあんな言葉が出てくるなんて思わなかったよ」
「なになに~?何事~?」
皆、楓の初めて見る姿に混乱しているのであった。
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───────………
『あ、いや。………俺さ、女に免疫がないんだ。だから別にお前の事が訳じゃねぇから。誤解させてたらごめんな。じ、じゃ、俺部活行くから』
───────………
部屋に戻った俺の頭を巡るのは柊を送った後に俺が言った言葉。
何で俺、あんな事言ったんだ…。
今でも何でか分からねー。
けど、あれは意識的に言ったんじゃない。
柊見てたら…勝手に口から言葉が出てきた。
…………あいつがあまりにも不安そうな顔してたから。
今まで何度も同じ場面はあったはずなのに…
何で急に。
あー…分かんねーな…。



