黙って俺のモノになれ【上】



あたしにはそんな風に見れないです…。


けどいつか、そういう西宮先輩のよさに気づける日が来るでしょうか…?


玲弥くんたちの話を聞く限り、いい人そうだし。


当たり前だけど、まだまだ皆の知らない事いっぱいあるんだな…。



「ていうか、心音の護衛人豪華すぎ!」



「それは思った」



「だよな」



「あたしも…そう思う…」



イケメンさんばっかりだしね…。



「例の3階に住んでる人たちが対象なの?」



「うん…」



「なるほどな。なぁ玲弥、あいつらって何で一人部屋なのか知ってる?」



「うん、聞いたことはあるよ。本当かどうかは知らないけど」



そう言えば前に…………………



















───────…………










『もう一つの理由は知らなくてもいいんだけど…』





『これを言うと少し柊さんを怖がらせてしまうかもしれないんだ』









───────…………











先生がそんな事言ってたな…。


結局理由聞く前に優空くんたちが入ってきたから聞けずじまいで…。



「心音ちゃんは知ってる?」



「あ、いや…」



「そっか。これ言ってもいいか分からないから一応内緒にしておいてね」



「分かりました…」



「任せとけ!」



玲弥くんは誰から聞いたんだろ…。


でもたぶんいい理由じゃないんだよね…。