あたしにはそんな風に見れないです…。
けどいつか、そういう西宮先輩のよさに気づける日が来るでしょうか…?
玲弥くんたちの話を聞く限り、いい人そうだし。
当たり前だけど、まだまだ皆の知らない事いっぱいあるんだな…。
「ていうか、心音の護衛人豪華すぎ!」
「それは思った」
「だよな」
「あたしも…そう思う…」
イケメンさんばっかりだしね…。
「例の3階に住んでる人たちが対象なの?」
「うん…」
「なるほどな。なぁ玲弥、あいつらって何で一人部屋なのか知ってる?」
「うん、聞いたことはあるよ。本当かどうかは知らないけど」
そう言えば前に…………………
───────…………
『もう一つの理由は知らなくてもいいんだけど…』
『これを言うと少し柊さんを怖がらせてしまうかもしれないんだ』
───────…………
先生がそんな事言ってたな…。
結局理由聞く前に優空くんたちが入ってきたから聞けずじまいで…。
「心音ちゃんは知ってる?」
「あ、いや…」
「そっか。これ言ってもいいか分からないから一応内緒にしておいてね」
「分かりました…」
「任せとけ!」
玲弥くんは誰から聞いたんだろ…。
でもたぶんいい理由じゃないんだよね…。



