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それからあたしと歩の2人は救急車に乗り、街で一番大きな総合病院へと運ばれていた。
院内は薬品臭くて、あたしはしかめっ面をした。
そんなに苦手な臭いではないけれど、今日はやけに鼻についた。
「あれ? 俺消毒の臭いとか苦手なんだけど、今日は気にならないなぁ」
ぽつりと歩が呟いた。
「え、そうなの?」
「あぁ」
もしかしてそれって、あたしと歩の心が入れ替わってしまったからだろうか?
そんな事を考える。
まぁ、ここで精密検査をしてもらえばきっと治る方法も見つかるよね。
あたしはそう思っていたのだった。
それからあたしと歩の2人は救急車に乗り、街で一番大きな総合病院へと運ばれていた。
院内は薬品臭くて、あたしはしかめっ面をした。
そんなに苦手な臭いではないけれど、今日はやけに鼻についた。
「あれ? 俺消毒の臭いとか苦手なんだけど、今日は気にならないなぁ」
ぽつりと歩が呟いた。
「え、そうなの?」
「あぁ」
もしかしてそれって、あたしと歩の心が入れ替わってしまったからだろうか?
そんな事を考える。
まぁ、ここで精密検査をしてもらえばきっと治る方法も見つかるよね。
あたしはそう思っていたのだった。