感傷的に君をおもう


「はぁ…」


揺すっても起きない…
しょうがないから抱き起こしてベットまで運ぶ。


こんなに軽かったか?



腕の中でスヤスヤと眠るマユを見下ろし不思議に思う。


なんだか全体的に細くなった気もする。
頬の腫れに気を取られていて気が付かなかったがクマも酷い。


「あんまり心配させるなよ」