夢を見ていた。



真っ暗で、、

目を凝らしても、凝らしても、、

目を開けているのか閉じているのかわからないくらい真っ暗で、


無音、、



突然、耳に痛いくらいの音がして

わぁー、、っと顔が迫ってくる。


一花さん、おばあちゃま、郷太くん、パパ、ママ、六車さん、おじいちゃま、そして、、、


無数の覆面の、、忍者ーーー


悲鳴、、をあげているのは、、あたし?!




「夢・・・っ!!



きゃあっ!??」

まだ夢?!目の前に一花さんの顔が!!



ぽん、と頭に手が乗った。
「起きたか?朝だぞ。」
部屋には朝日がいっぱいに差し込んでいた。