病室に着くと、白いベッドの上にあの時の初老の男性が居た。
「希代香ちゃんも来たのね。
そんなところで立ち止まってないで、
入っていらっしゃい。」
微笑むおばあちゃまの顔。ずっと見たことがないくらいに、穏やかに見えた。
ああ、ほんとうにおじいちゃまなんだ、、
心にじわんと広がる何かがあった。
「おじいちゃま、、」
一歩、ベッドのそばに寄った。
「心配をかけたね。、、希代香。」
それはどわあっとあたしの胸に広がって、、
こぼれ落ちた。
『無事でよかった、、本当に、よかった、、。』
ポタポタと頬を伝い落ちた。
「希代香か、あんなに小さかった子が、、」
おじいちゃまの手に呼ばれてベッドの傍に寄る。おじいちゃまの腕や顔には無数の傷跡が見えていた。
カツン、と背後で靴音が響いた。
「お父さん、孫と涙のご対面ね。」
ふいの声に、ぞわぞわと鳥肌が立ち、震えがとまらない。
「美世子、ちょうどよかったわ!
売店で飲み物を買ってきて欲しいのーー」
おじいちゃまの傷だらけの手があたしの手をぎゅっと握ってくれていた。
「大丈夫。」そう聞こえた。
『涙のご対面』その一言で、一気に記憶が蘇っていた。目隠しをされ、頬を打たれていた記憶が。。
「希代香、大丈夫だ。」
おじいちゃまのおかげであたしは何とか立っていられた。
「希代香ちゃんも来たのね。
そんなところで立ち止まってないで、
入っていらっしゃい。」
微笑むおばあちゃまの顔。ずっと見たことがないくらいに、穏やかに見えた。
ああ、ほんとうにおじいちゃまなんだ、、
心にじわんと広がる何かがあった。
「おじいちゃま、、」
一歩、ベッドのそばに寄った。
「心配をかけたね。、、希代香。」
それはどわあっとあたしの胸に広がって、、
こぼれ落ちた。
『無事でよかった、、本当に、よかった、、。』
ポタポタと頬を伝い落ちた。
「希代香か、あんなに小さかった子が、、」
おじいちゃまの手に呼ばれてベッドの傍に寄る。おじいちゃまの腕や顔には無数の傷跡が見えていた。
カツン、と背後で靴音が響いた。
「お父さん、孫と涙のご対面ね。」
ふいの声に、ぞわぞわと鳥肌が立ち、震えがとまらない。
「美世子、ちょうどよかったわ!
売店で飲み物を買ってきて欲しいのーー」
おじいちゃまの傷だらけの手があたしの手をぎゅっと握ってくれていた。
「大丈夫。」そう聞こえた。
『涙のご対面』その一言で、一気に記憶が蘇っていた。目隠しをされ、頬を打たれていた記憶が。。
「希代香、大丈夫だ。」
おじいちゃまのおかげであたしは何とか立っていられた。

