君がくれたもの



「大丈夫だから。

最後は俺がもらうって言っただろ?

もう気にしなくていいから。

俺も最後は全部日菜子って決めてる。

だから日菜子も最後俺にくれれば俺はもう十分だよ。

だから、自分を責めないで。

俺は大丈夫だから。
それに、俺も初めてじゃないし。」

とへらへらと笑った大輝に、

もやもやとした心。

嫉妬。

大輝の過去の元カノさん達に嫉妬をしてしまう。

やだな。

私もわかってて付き合ってるのに、

嫉妬しちゃう。


目の前が歪んだ時、

「あ、でも日菜子が初カノだよ。」

…え?

「だって俺、キスもそれ以上も全部の経験はセ◯レだもん。」

……。

「…死んでしまえ。」

大衆の目の前でセ◯レとか言うなよ、

それに、元カノいないって、

「…まさか、
私が初恋とかは…。」

いや、ないよね。

え、ないよね?

いや、恋愛小説とかじゃあるまいし、そんなはず…

「よく分かったね。
そうだよ、こんなに好きって思ったのも

こんなに大切にしたいって思ったのも日菜子ちゃんが初めてだよ。」