いつから私はこんなことを言うようになったんだろう。
何に対しても無気力で、
人に嫌われないように自分を守ってた自分。
だけど、
「…今度は私が皆を守る番です。
絶対2人には手出しはさせません。」
自分勝手だっていい。
私は、2人をこの手で守り抜いてみせる。
まっすぐに冷夏さんの目をとらえた私、
片手に大輝からもらったネックレスを握りしめながら
「…やっと、守りたいと思える人に出会えたから。
私はこの手で守り抜いてみせます。」
そう言い切った私に、
冷夏さんは綺麗な瞳から涙を零した。
「…ごめんなさい。
自分の我儘に他人を巻き込んでるのも、自分勝手なのも私。
ごめんなさい。
本当に今までごめんなさい。」
そう言って泣き崩れた冷夏さん。
何度も何度もごめんなさい。
そういう冷夏さんに、
あぁ、この人は、不器用なだけで本当は優しい人なんだってわかった。


