君がくれたもの



その後ワイワイと話しているとおばさんが来て、

「あら、日菜子ちゃん。」

とニコニコして私を抱きしめてきた。

私を抱きしめながら、

「あら?久しぶりね皆。」

と無邪気な笑顔を浮かべるおばさん。

だけど、やつれた気がするのは、

きっと直人さんのことがあるから。


若々しい美人な人をおばさんと呼んでいいのか心配になるけど、

大輝のお母さんも長いし、難しいもんだ。

「…とりあえず、日菜子離して。」

大輝の声。

「「…え?なんで?」」

しっかりとおばさんを抱きしめ返して、

声を揃えて大輝の方を見つめながら言うと、

苦笑いの大輝。


そんな大輝の姿を見て笑いあう私とおばさん、

すごく幸せだ。