君がくれたもの



だめだ、

これあれでしょ?私がずっと欲しいって言ってた

ネックレスだ。

やばい、

もう、

「バカ大輝。」

私は大輝にしがみ付いて涙を流した。

嬉しくて、嬉しくて、

だめだ。

「…ありがとう。
すごく嬉しいよ。」

「…ん。」

いつもいつも、与えられてばかりで…

なにもできてないや。

ごめんね、
大輝。

「大輝、すごく好き。」

「俺も好き。」

微笑みあって、大輝の首に腕を回して抱きついた。

そんな私の背中を慌てて支えた大輝。

大輝の左耳には

私の右耳に着く同じピアスが輝いていて

すごく嬉しくなる。

大輝の頬にキスをして、

「いつもありがとう。」

自然と笑いながらそう言っていた。

「…ごっほん!」

いきなりの咳払いに慌ててその方を見ると、

大輝の友達が気まずそうに立ち尽くしていて、

なぜか恥ずかしくなってあたふたしてから大輝にまた抱きついた、

って、意味無いじゃん!

でも、だめだ。

恥ずかしい。