君がくれたもの



皆も固唾を飲んだのがわかった。

静かになる皆。

だけど私は無理やり立ち上がって、窓に触れた。

「…大輝、大輝のおかげで目が覚めたんだよ。

…大輝が助けてくれたから生きてるんだよ。

…なのに、なのに、
ごめんね。

いつも、守られてばかりでごめんね。

痛かったね。

ごめんね。

守れなくて、ごめんね。

痛みも苦しみも半分って約束したのに、

…全然、約束守れてないね。

いつも、大輝にばかり背負わせてごめんね。

大輝、お願いだから目を覚まして。

今度は、ちゃんと絶対に守るからっ。

お願い、大輝っ。」

気づけば、私はその場に泣き崩れていた。

顔を手で覆って涙を流していた。

ごめん、ごめんね。

それしか言えない。

すると、

ドンッ!と叩かれた窓。