性悪男子の甘い毒




気まずい沈黙を破る様に、新太達がコンビニの袋を下げて帰って来た。


「見て〜‼︎コンビニ新発売のお菓子買っちゃった〜‼︎」

「お前、さっき自前のあったよな…」

「お菓子はたくさんあった方が良いだろ〜‼︎お菓子パーティーしようぜ‼︎」


教科書やノートを床に起き、急に始まったお菓子パーティー。


たまには、こんなのもアリ。


「晃椰君‼︎あたしもチョコ欲しい‼︎」

「太るぞ、デブ‼︎」

「デブ〜⁉︎最低‼︎」

「夫婦喧嘩やめろってー‼︎はい、叶芽ちゃん‼︎チョコ」

「ありがとう‼︎新太君‼︎」


夫婦喧嘩ね〜……。


軽く新太を睨むと、ニヤッと面白そうに笑った。


達悪い…。



そして夜6時を過ぎた頃、全員が帰宅。


「叶芽ちゃんは俺が送るから。良い?」

「別に良いけど…。なんで?」

「妬いたら困るじゃん。晃椰が」

「妬かねぇよ‼︎バカ‼︎」


好きでもなんでもない。


今日の事だって、ただのノリで言っただけだし……。