性悪男子の甘い毒




次の日、学校に行くとあたしの机の上にコンビニの袋が乗っていた。


誰のだろう?


袋の中を覗いて見ると、中には季節限定スイーツが‼︎


「超話題の季節限定ケーキじゃん‼︎羨ましい〜……」


売り切れ続出で、あたしも買えなかった1人だから。


食べたいなぁ〜……。



「それ、お前にやるよ」

「えっ⁉︎あっ、晃椰‼︎お、おおはよ〜…」

「ははっ‼︎そんなに食いたかったの?ヨダレ垂れてますケド」

「へっー⁉︎やっ、ヤダ‼︎え、ごめん‼︎」

「嘘だっつーの」


ケラケラ笑いながら、袋を指差す。


ちょっと本気にしたじゃんか‼︎


「でも、あげるのはマジ。お前、そういうの好きだろ?」

「ありがとう‼︎でも…なんで?」

「昨日のメールのお礼…的な。黙って受け取っとけよ」


照れ隠しなのか、あたしに背中を向けた。


でもね、耳まで真っ赤になってるのは丸見えなの。


ありがとうね、晃椰。