性悪男子の甘い毒




午前の授業が終了した昼休み。


あたしと未央の所に、珍しく晃椰と新太君も来て4人で昼食。


「未央ちゃん。卵焼き食いてぇ」

「仕方ないわねぇ〜…。ほら、口開けて」

「あーん」


目の前で見せ付けられる上杉カップルのラブラブっぷり。


こっちが照れる‼︎


「叶芽〜。俺のプリン一口やろっか?」

「えっ⁉︎いいの⁉︎」

「嘘。俺の大事な食料なんで」

「ほんっと性悪‼︎バーカ‼︎」

「バカで結構だよ、ブース‼︎」


いがみ合うあたし達に、新太君が苦笑気味に割り込んだ。


「まあまあ‼︎仲良くしろよ〜‼︎晃椰‼︎」

「はぁ?俺だけ⁉︎」

「せっかく転校騒動も解決したんだし……。4人で晃椰の一人暮らしパーティーしようぜっ‼︎」

「賛成‼︎ねっ、叶芽も良いでしょ?」

「う、うん…」

「とどのつまり、俺ん家で騒ぎたいだけだろ〜‼︎」


なんて、言うけど…晃椰もどこか嬉しそう。


あたしも楽しみ‼︎



放課後、みんなで晃椰のマンションに行くことになった。