性悪男子の甘い毒




次の日、学校に行ったらまずは叶芽に報告。


アイツ泣くほど俺の側にいたいって言ってくれたから。


「ほんとに⁉︎晃椰行かなくなったの⁉︎嘘じゃないよね⁉︎」


人気の無い昇降口に叶芽の声が響く。

声でけーわ……。


「こんなタチ悪い嘘つかねーよ」

「良かった〜‼︎どうしようかと思った……」

「そうだよな〜。叶芽ちゃん俺いないと寂しくて泣いちゃうもんな〜」

「うっ、うるさい‼︎しょうがないでしょ‼︎」


ぷいっと俺から顔を逸らした叶芽。


可愛いくて我慢出来なくて。


不意打ちで、叶芽にキスをすると目を丸くしてびっくりした顔。


「こ、晃椰…」

「1回じゃ足りない?」

「足ります‼︎十分です‼︎」

「え〜、俺足りねぇ」

「ダメ‼︎ここ学校‼︎バカー‼︎」



知らない土地に行って冒険してみるのも楽しそうだけど。


俺は、叶芽の側にいる時が一番楽しい。


俺も叶芽と一緒にいられて良かったし。


ちゃんと話すことは大切ってことが、よく分かった。