性悪男子の甘い毒




夕方までみんなコテージでダラダラと過ごし、勇希さんの車で帰ることにした。


怜士さんは助手席に乗せたいらしい、莉理ちゃんをナンパ中‼︎


「莉理ちゃん。俺と一緒に帰りぐらいドライブしない⁉︎」

「莉理‼︎兄ちゃん達と帰るぞ‼︎ダメ‼︎」

「え〜っと……怜士さんと帰るっ‼︎」

「いぇーい‼︎じゃ、莉理ちゃんは助手席どうぞ?」

「嘘だろ〜…。莉理ー‼︎」


新太君すっごくヘコんじゃったよ…。


「仕方ないじゃない。莉理ちゃんにも、恋する権利あるんだから」

「未央ちゃん…。慰めて‼︎」

「きゃー‼︎抱きつかないでよっ‼︎」



そんな新太君達を横目に、隣同士で車に座ったあたしと晃椰。


繋がれた指があたたかい。


「やべぇー…。めちゃくちゃ眠い…」

「朝早かったんでしょ?」

「お前と違ってね」

「うるさいな〜…もう」


あたしの肩に頭を乗せる姿が可愛くて、何も言えない…。


あたし本当に晃椰のこと大好きなんだ。


側にいられて幸せだよ?