性悪男子の甘い毒




【叶芽side】



眩しい朝日で目が覚めた朝。


部屋を見渡せば、あたし1人。


見慣れない高い真っ白な天井に一瞬ハッとびっくりしたけど………


晃椰の先輩達とコテージに来てたんだ…。


それに、あたし昨日ソファーで寝落ちしちゃったよね?


今はちゃんと、ベッドに寝かされてる。


なんでだろう…?


それに、もうみんないないし。



リビングに行くと、冷蔵庫を空けてるミルクティー色の髪をした先輩が。


「おはよ〜。叶芽ちゃん」

「怜士さん‼︎おはようございます…。なんか、寝坊してすみません……」

「大丈夫‼︎アイツらが早いだけ。俺も遅起きだからさ〜」


寝癖頭にくしゃっとした可愛い笑顔付き。


こういう優しいとこに女の子は、まんまと怜士さんに引っ掛かるんだろうな〜…。


「突っ立ってないで、隣座れば?俺の隣」

「そこ強調しなくて良いですから‼︎」

「ははっ‼︎バレた?」

「バレバレですよ」

「良いじゃん。寝顔も見た中なんだしねっ」


ま、まさか……怜士さんに寝顔見られたの⁉︎


一番見られたくない人なのに‼︎