性悪男子の甘い毒




昼間っから夜までボードで遊んで、戻ったのは6時過ぎ。


腹を空かせた叶芽と莉理がご立腹……。


「晃椰が戻って来るの遅いから、お腹空いた〜‼︎」

「悪かったって…。手繋いでやるから暴れんなブス‼︎」

「優しいのか意地悪なのか分からないー‼︎」

「俺、優しいじゃん」

「優しいかも……」


急に素直になんなよ、バーカ……。



そしてコテージの隣のレストランで、もちろん先輩の奢り。


「俺、女の子達と隣の席が良いー‼︎」

「怜士‼︎お前はこっち。良い加減女の子大好き病治せ‼︎」

「勇希のケチ〜」


勇希さん曰く、大学でも変わり無いらしい。


怜士さんて本命作んないタイプなのかな……。


「晃椰のご飯一口ちょーだい?」

「お前、自分の食えよ〜」

「良いじゃん‼︎ねっ?」

「…仕方ねぇな」


そして、叶芽の願い事は全部聞いちゃう単純な俺。


可愛いのがズルイって。