性悪男子の甘い毒




部屋は男子部屋と女子部屋に別れてた。


叶芽といられねぇじゃん‼︎



「晃椰〜。あたしと莉理ちゃん、この辺り散策してるね」

「じゃあ、俺もお前といる」

「ううん‼︎晃椰はみんなと滑って来なよ‼︎」

「ん〜…分かった。その代わり、なんかあったらすぐ連絡しろよ」

「うん‼︎ありがとう」


ふにゃっとした笑顔が可愛くて、頭を撫でれば照れた表情。


俺の彼女が一番可愛い……とか、すげーノロケたこと考えちまう。


「意外〜♪晃椰って、彼女に甘いんだ?」

「うげっ‼︎怜士さん‼︎」

「うげってなんだよ〜‼︎俺も叶芽ちゃんと莉理ちゃんといようかな〜…」

「はぁ⁉︎怜士さんも俺らと行きますよ‼︎」

「ギャー‼︎痛い‼︎晃椰‼︎髪引っ張んな〜‼︎」


結果、山に来たメンバーは俺と新太と先輩2人。


そして、運動神経抜群の未央ちゃん。


「晃椰も叶芽ちゃん連れて来れば良かったのに〜」

「無理。アイツ、運動神経無さ過ぎっから」

「残念……」


つーか、なんで怜士さんがヘコんでんだ…。