性悪男子の甘い毒




今日から1泊2日のプランで行くスキー場。


怜士さんの父親が所有するコテージを宿泊場所として貸してくれるとの事。



そして、俺らの最寄駅に叶芽と未央ちゃんが集合。


新太が溺愛する妹の莉理も着いて来た。


「莉理‼︎絶対に兄ちゃんの言う事聞けよ‼︎」

「最近のお兄ちゃん厳し過ぎて嫌……」

「ごっ、ごめん‼︎莉理、怒らないで〜‼︎」


そんなやり取りを見て、叶芽と笑う。


鼻まで赤くしてすげー寒そう。


「ねぇ、晃椰はスキー出来るの?」

「出来るけど、ボードの方が好き」

「スノーボード⁉︎すごい‼︎カッコ良い‼︎」

「つーか、そんなことより俺との約束絶対守れよ⁉︎」

「えっと〜…怜士さん?って人には、近付くなだっけ?」


俺がした叶芽との約束。


怜士さんに近付かれたら、叶芽が取られそうで怖いし……。


って、俺めちゃくちゃビビってんじゃん。


「ところで、怜士さんはどんな人なの?」

「今まで、俺が出会って来た中で史上最強の女たらし」

「ええっ⁉︎」


だから、ほんとは叶芽と合わせたくねーの。