性悪男子の甘い毒




帰宅してから、高槻君に借りたパーカーを洗濯した。


いつ返しに行こうかな……。


1人で行くのも気まずいし、未央のこと頼ろう‼︎


手っ取り早いよね‼︎


早速、夜に未央へ電話をかけた。


一緒に来てもらおうと思ってたのに………。


『ほんっとにごめん‼︎明日から、親戚の家行くんだよね…』

「未央、いつ帰って来るの⁉︎」

『うーん…。多分、学校始まるギリギリかな』

「そ、そうですか……」


未央の親戚の家って、確か超遠いんだよね。


1人で行くしかないか〜……。


『大丈夫‼︎高槻君も絶対待ってるから』

「そうだよね‼︎パーカー返して、すぐに帰ればいっか‼︎」

『ってゆうか……叶芽、高槻君のこと意識してるでしょ?』

「し、しししてないー‼︎無理‼︎生理的に無理ー‼︎」

『否定し過ぎて、説得力無いから…』


もう嫌だ〜‼︎


未央との電話を切り、スマホをベッドに放り投げた。


この胸のドキドキは一体なんなのよ〜………。