性悪男子の甘い毒




それだけ叶芽のことが、好きで好きで仕方ない。


俺の腕の中で眠たそうに擦り寄って来る仕草すら、愛しい。


「どうしよう…。めっちゃ眠い…」

「良いよ。寝ても。つーか、泊まってけば?」

「良いの?お母さんに電話しようかな…」

「電話して来れば?俺も、叶芽と一緒にいたいし」

「へへっ…ありがと」



叶芽が泊まるの決定。


ってことで、一度2人で眠りについた。


そして、目が覚めたのは夜11時。


「腹減った〜……」

「あたしも…。ご飯食べてから寝れば良かったね」

「お前、そんな余裕無かったよな」

「お、思い出させないで‼︎」


2人でキッチンに立ち作った朝ご飯的な夜食。


卵焼きとソーセージ。


「あははっ‼︎朝ご飯みたい‼︎」

「仕方ねーじゃん‼︎食ったら、風呂入って寝る‼︎」

「明日、学校で文化祭の片付けだもんね〜」

「休みてぇな……」

「ズル休みはダメだよ」


ほんとは、休んでこのまま2人でダラダラしたい。


叶芽が怒るから却下か。