性悪男子の甘い毒




快晴の空が広がる文化祭当日。


女子トイレで着替えたあたしと未央は、赤ずきんちゃんのコスプレ‼︎


でも、思ってた以上にスカート丈短い‼︎


「きゃー‼︎叶芽、超可愛い‼︎写真撮ろう‼︎」

「すっごい照れる…。晃椰に、バカにされそう…」

「大丈夫‼︎早く教室行って、新太君達のメイクしてあげなきゃ‼︎」



教室に戻ると早速、新太君が未央をベタ褒め。


「未央ちゃん可愛い〜‼︎俺、狼になろっかな〜」

「あははっ‼︎新太君、ほんとに気持ち悪いよ」


晃椰は、不機嫌そうにあたしの頭を撫でた。


「お前、これで接客すんの?」

「うん。そのつもり」

「どうしよう。すっげーヤダ‼︎お前が俺以外に食われんの無理‼︎」

「バカ‼︎声デカイわ‼︎」

「なぁ、叶芽〜…。マジで、そのカッコはダメ……」


それより「可愛い」の一言ぐらい言ってよね‼︎


いじける晃椰関係ナシに、女装メイクを実施‼︎