性悪男子の甘い毒




【晃椰side】



無事に叶芽と仲直り成功した。


俺に一途でいてくれる叶芽に一安心。


ただ、今回の事で分かったのは、俺ってけっこー嫉妬深いのかも……。


男らしくねぇわー………。


なんて、後々少しヘコんだけど。



「晃椰〜‼︎早く帰ろうよ‼︎」

「ちょっと待てよ。お前、帰る準備早過ぎだろ‼︎」

「当たり前でしょ‼︎だって、この後デートだもん♪」


ニコニコ笑う叶芽の笑顔見てたら、ヘコんでたこと忘れる。


今日の放課後デートは叶芽の提案。


ケンカの原因は俺も悪かったから、なんでも言うこと聞いてやるって言ったらコレ。


「ねぇ、晃椰‼︎」

「んー?」

「なんでも言うこと聞いてくれるんだよね…?」

「聞いてやるよ」

「言ったからね⁉︎撤回ナシだよ‼︎」


いやいや、撤回するつもりねぇよ。


なんて余裕ぶっこいてた俺。


駅から数十分の距離で、余裕が崩された。


「ここ、ずっと来たかったんだよね〜‼︎」

「俺じゃなくて、未央ちゃんと行けよ‼︎なっ⁉︎」

「ダーメ。なんでも言うこと聞いてくれるんでしょ?」