性悪男子の甘い毒




違和感を感じつつも、約2時間程度で同窓会は終了。


二次会組と帰宅組に分かれた。


「叶芽ー‼︎二次会のボーリング行こうよっ‼︎」

「ごめん、未央‼︎あたし用事あるから帰るね‼︎」

「えぇ〜‼︎残念‼︎」


ほんとは用事無いのです…。


ただ、帰りたくなっただけ。


晃椰にも申し訳ないし、早く退散しよう。


「叶芽ちゃん‼︎待って‼︎」

「陽來君…。どうしたの?」

「一緒に帰ろうよ。俺、送ってくし‼︎」

「でも、陽來君はクラス委員で幹事でしょ?二次会出なくて良いの?」

「二次会より、今は叶芽ちゃんといたい」


いっ、今なんて⁉︎


聞く間もナシに、2人で帰る事になってしまった。


あたしのバカー‼︎



「叶芽ちゃんさ、可愛くなったな」

「は、はい⁉︎」


2人きりになった途端に言われたナンパ的発言。


声裏返ったじゃん‼︎


「学校でモテるよね?」

「いや…モテないよ」

「嘘だ〜。そんだけ、可愛かったらモテるって」


付き合う前は、割とモテたけど…。


バカ正直に言えないよ。