性悪男子の甘い毒




お店に入ると、陽來君があたし達に手を振る。


私服姿も相変わらず、カッコイイや…。



「ごめんごめん‼︎送れた〜‼︎」

「大丈夫‼︎叶芽ちゃんはこの前会ったけど、未央ちゃん久々だね」

「ほんと久々‼︎卒業式以来じゃない?」

「そうだな〜‼︎あんま変わんないね。あ、座れば?」


陽來君が優しく言ってくれる。


しかも、隣ですか⁉︎


小さく「ありがとう」と呟き、横に座った。


片思い時代のあたしなら、すごい興奮したよね……。


「叶芽ちゃん。何飲む?」

「アイスティーにしようかな」

「了解。他になんかあったら俺に言ってね」


なんか今日の陽來君、割増で優しい気が……。


久し振りに会ったからだよね‼︎



「そいえば、叶芽ちゃんの彼氏イケメンだよな」

「そ、そう⁉︎ありがとう‼︎」

「羨ましいな〜…」

「えっ‼︎陽來君だって、イケメンだよ‼︎」

「違うよ。叶芽ちゃんの彼氏、ってゆうのが羨ましい」


あ、あれ…?


陽來君いつもと違いません?