性悪男子の甘い毒




夜中の12時過ぎまでずっと、テレビを観てたけど。


さすがに眠いや…。


「大丈夫か?そろそろ寝る?」

「うん…。寝る…」

「先ベッド寝とけよ。リビングの電気とか消して来る」


ポンポンと頭を撫でてくれた。



あ………そいえば、同じベッドで寝るんだよね…?


同じベッド……。


急に目冴えてきたよ‼︎


「ははっ‼︎お前、なんでベッドで正座してんの‼︎」

「えっと‼︎これは、そのっ…。目が冴えちゃって…」

「ふーん。そんな叶芽に良いモノやるよ」

「良いモノ?」

「…はい。誕生日おめでと」


渡された長方形の箱。


水色のリボンを解き、箱を開けるネックレスが見えた。


「ちなみに、それ……俺とお揃い」

「嘘…。どうしよう…。嬉し過ぎてヤバイよ‼︎」


晃椰の胸元にもキラッと輝くお揃いのネックレス。


泣きそう……。


「なに泣いてんだよ〜‼︎」

「嬉しくて…っ、ありがとう…」

「その代わり、条件。俺から離れんなよ。叶芽は俺のって証」


甘い言葉で囁き、あたしの顎を指でクッと上げた。


視線が絡むと、すぐに触れた唇。