性悪男子の甘い毒




作ってやれば超満足そうな笑顔。


その笑顔のためなら、なんだってしてやりたい。


「すごいね〜。晃椰はなんでも出来ちゃう。主夫だね‼︎」

「俺、嫁いらねぇかも」

「えっ⁉︎あたし頑張って料理覚える‼︎晃椰より上手になる‼︎」

「ははっ‼︎すげー必死じゃん‼︎」

「当たり前でしょ〜‼︎今度、レシピ本買う‼︎」


俺のために意気込んじゃって。


こうゆうとこが健気で好き……。



片付けは叶芽が率先してやってくれた。


将来は俺のお嫁さんね〜…。


「お嫁さんいた方が片付けとか楽だよ⁉︎ねっ?」

「それ、逆プロポーズですか」

「ち、違うよ‼︎プロポーズはまだ早いでしょ‼︎」

「俺がちゃんと自立したら、プロポーズしてやるよ」

「待ってるー‼︎」


ぎゅーっと俺に抱きつく。


そんな叶芽が堪らなく可愛くて、俺も抱きしめ返す。


この2人の時間、すげー幸せ……。



居心地の良過ぎた叶芽の家。


居候してから1週間が経過した。


さすがに、そろそろ自分の家に戻ろうか……。