性悪男子の甘い毒




リビングに行くと、叶芽の父さん、母さんの姿は無くて俺ら2人だけ。


「あっ‼︎お母さんは、友達と日帰り温泉旅行‼︎お父さんは、会社のみんなでゴルフ‼︎」

「そっか…。暇だな」

「そうだね〜…。2人とも夜まで帰って来ないから」


…ってことは、約半日は叶芽と2人きり。


くっつき放題じゃん。


でも、そろそろ理性の限界ヤバイ…。



「あたし顔洗って来る」

「じゃあ、俺コンタクト入れて来る」

「もう‼︎なんで着いて来るのよ〜‼︎」

「叶芽のこと好きだから」

「あ、ありがとう…‼︎」


顔を赤くして、俺のスエットの裾をぎゅっと握る。


あんまり可愛い反応ばっかしてたら、マジで食うよ?


「あ、朝ご飯どうしよう‼︎」

「お前なんか作れんの?」

「パン焼いて、トースト作れるよ」

「そんなの俺でも出来るわ‼︎」


そいえば、コイツ家事音痴だったっけ……。


俺がやるしかねぇか。