性悪男子の甘い毒




徒歩15分程の距離の新太の一軒家。


急に訪問した俺を迎えてくれたのは、新太の2コ下の妹の莉理(リリ)。


顔は新太そっくりで可愛い顔してる。


この黒髪を金髪にしたら、まんま新太。


「晃椰君‼︎お久し振りです」

「久し振り、莉理。兄ちゃんいる?」

「はい‼︎お部屋にいますよ。どうぞ」



2階に登り、軽くノックしてドアを開けた。


うわ〜……部屋がジャングル。


「なんだよ、莉理。入るなら言えよな」

「莉理じゃねぇ。晃椰です」

「はぁ⁉︎ちょっ、お前、急にどうした?」

「頼む‼︎少しの間、居候させてくんね?」

「…母さん帰って来たのか」


新太の言葉に頷けば、事情を知っててなのか何も言わない。


「仕方ねぇな‼︎その代わり、莉理に手出すなよ⁉︎」

「出さねぇよ‼︎バカ‼︎」



俺の居場所になってくれる新太は、結局良いヤツ。


新太の父さん母さんも許してくれた。


翌日からは、新太んちから登校。