性悪男子の甘い毒




毎日毎日好きが溢れる。


どんどん好きになっちゃって、どうしよう……。


「おい、早く帰るぞ〜」

「うわ‼︎ちょっと待ってよー‼︎」

「置いてっちゃうけど?」


意地悪に微笑み、慌てるあたしを見て楽しんでる。


でも……意地悪なとこも好きです…。


…って、あたしドM⁉︎


ヤダヤダヤダ‼︎



「あたし、ドMじゃないよね…。うん…」

「はぁ?お前はMだろ。俺にイジメられて喜んでるクセに」

「喜んでないし‼︎じゃあ、晃椰はSなの?」

「そもそも、叶芽のことイジメんの好きだね」


絶対に、ドSじゃないですか…。


すると、そっと右手に指を絡められた。


「イジメて良いのも、全部俺だけの特権だけどな」

「そんなこと言われたら、晃椰にイジメられるの許しちゃう…」

「俺にイジメられてろ〜」


ケラケラ笑って、デコピンされた。


無邪気で子供っぽい笑顔にきゅん…。