性悪男子の甘い毒




校内でも昼休みは、ほとんどアイツのクラスのA組に新太と行ってる。


そして、今日も昼メシ食ったら2人でA組へ。


「未央ちゃん‼︎俺と購買行こ?好きな物買ってあげる‼︎」

「食べ物で釣るのやめてくれる〜?新太君」

「じゃあ、放課後にデートでも…‼︎」

「却下。今日はバイトなので」


笑顔でかわされる新太は肩を落とす。


いつまでも進展ないもんな…。



そして、叶芽は俺を見るなり笑顔で駆け寄って来る。


なんか小動物みてぇ…。


「もしかして……あたしに会いたくなったの⁉︎」

「はぁ⁉︎調子に乗んな。ブス‼︎」

「ひどっ‼︎晃椰君のバーカ‼︎性悪‼︎もう、別れてやる〜‼︎」

「ヤダ。絶対別れねぇ‼︎」

「ふぇっ⁉︎ちょっ、ふ、不意打ちやめてよ‼︎」


真っ赤な顔で俺の肩を叩く。


何コイツ、めっちゃ可愛い‼︎


「お前、可愛いな…」

「やめて‼︎恥ずかしい‼︎」

「お前ら、バカップルかよ‼︎」


なんて、新太に呆れた顔で見られた。


叶芽といたら楽しいから別に良いけどな。