「わかった。
じゃあ、俺はそこのソファで寝る」



一通り笑い終わったネオが少し考えるそぶりを見せて言ったけれど、全然わかってない。



どうして同じベッドで寝るという発想がないのか。



「いいから、ネオもこっちで寝るのよ!」



半強制的にネオを引っ張り、連れて行く。



「ちょ…!お嬢さん…!」


そんなネオから漏れる言葉を聞き流して、私はそこにダイブした。



それは思った以上にふかふかで、まるで雲の上にのっていることを経験しているかのよう。




すると、はあ、とため息をついたネオがその大きくてふかふかのベッドの上に乗ってきた。



二人乗ってもまだ少しスペースが残っている。

それくらい大きい。


でも、三人はさすがに無理ね。なんて、考えた。