運命の恋、なんて。

「うまくいったんだな、よかった」



そうなんだ!?



ノンちゃんと、ニット帽の男の子が…。



けど、後に乗ってるはずのメンバーも、しばらく待ってもゴンドラから現れる様子がない。



「黒田先輩たち、先帰ったかな」



どうなんだろ。



「ま、いーか。俺らも帰ろ」



「でも、ノンちゃんが…」



「アイツが送ってくって。邪魔しちゃ悪いじゃん」



そっか、うまくいってるなら…ふたりっきりになりたいかも。



「うん…」



「胡桃ちゃん、途中まで送るな。駅どこ?」



「あたしは…ああっ!!」