一番近くで見守ってきたこの人が…一番若菜のもとへ行きたいはずなのに。

若菜を傷付けた俺たちなんかに、頼りたくなんかないはずなのに。

やっぱりすごい。洋一郎さんは。

「タケ、のぶ、トシ、海斗、みんなを集めてくれ。」

「「了解!」」

「俺らはそのまま向かうぞ!」

「「おぅ!」」

「銀、光圀、俺たちはあの人達を呼びに行こう。」

「「オーケー!」」

若菜今行くから、待っててくれ。











月華side〜end〜