アメリカにつくと、当たり前だけど日本語は通じなくて 私はそれだけで心細くなった。 こんなにも孤独感に襲われるとは思っていなかった。 「美波、こっちよ。」 私はただお母さんについていくことしかできず…。 「お母さんは英語わかるの?」 「わかんないよ。 でも行き方は聞いてたから。 わりと近いよ。」 ふーん…。 お母さんとタクシーに揺られ15分。 無事に病院についた。 「ここかぁ…。」 思ってたより小さい。 こんなもん?