課長の瞳で凍死します 〜Long Version〜





「課長、夢見てました。

 課長と、

 浴衣で手をつないで

 赤いちょうちんで」

 夜中に目を覚ました真湖は小さくそう呟く。

 漁船の走る音でか、一緒に目を覚ましていたらしい雅喜は、それだけでわかったらしく、少し笑う。

「そうだな。
 俺も同じ夢を見てた……」

 なんとなく手をつないで、そのまま、また二人で眠りに落ちる。