課長の瞳で凍死します 〜Long Version〜





 かなりいい時間になり、泊まっていけと言ったのだが、全員が、嫌だ、と言う。

 羽村が笑顔のまま、
「さっき、外で言った理由により、此処に泊まるの嫌だから」
と言ってくる。

 さっきの理由って、なに? と無邪気に浩太郎が訊いてくる。

 課長と何処で寝てるのかの話だろうな、と思い、はは、と苦笑いする。

「俺も帰ります」
と言いながら、三上は一緒に台所を片付けるのを手伝ってくれた。

 羽村たちも運んでくれる。

「楽しかった。
 ありがとう、真湖りん。

 少しだけ、羽村とも腹を割って話せそうだよ」

「そうですか。
 よかったです。

 ただ吞んだだけになった気もしてたんですが。
 でも、みんなで吞むのってやっぱり楽しいですね」

「そうだね。
 イベントごと計画すんのとか、結構大変なときもあるけど。

 みんなで遊ぶの、楽しいよね」

「そうですよね。
 三上さん、いつも凄いなって思ってます」
と言うと、

「だって、人生の一番楽しい時だよ、今」

 楽しまなきゃ、と言ってくる。