課長の瞳で凍死します 〜Long Version〜

「やけに素直じゃないか」

「いやー、此処でまたもめるのもめんどくさくて。
 今度呑みに行ったら、代行代、私が奢りますねー」

「……呑みに行ったらな」
と言い、雅喜は目を閉じる。

 どうしても、一言毒を吐かないと気が済まないようだが、今はそれも、なんとなく可愛らしく感じられた。